移転先の法人本部
就業中の兼武会員
「今山を守る会」は、福岡市西区横浜の古代石斧(せきふ)で有名な「今山」の麓にあります。同会は今年4月1日に飯氏の県立筑前高校の側に新築移転の予定です。
この度 理事長様にお会いして、これまでの「あゆみ」と、これからの「ゆめ」をお聞きしました。理事長は、まだ幼い10歳(小学4年生)のころ読まれた一冊の本に感銘されて、福祉の道を選ばれたとの事でした。長年に亘って数多くの体験を踏まれ、2003年4月1日に利用者5名で開所されて、2006年12月28日に法人化となり、現在は4事業所に44名が利用されています。
基本理念:「笑顔いっぱいの心 感謝の心」を持 って積極的に社会参加していく。
行動指針:(1)利己主義でなく、利他主義で接する。(2)常に先を考え行動する。(3)笑顔を絶やさない職場環境を作る。
団体の目的:障がいのある方に対して、一人ひとりの能力や適性に応じて、就労・自立・日常生活動作の支援などに関する事業を行い、地域社会で自立した生活を営むことが出来るように支援し、誰もが心豊かに、安心して暮らせる地域社会づくりに貢献することにより、福祉の増進に寄与する。
これらを掲げられ、日々運営に邁進しておられます。
ここには、西支部から5名の会員が就業しています。「シルバーの皆さんには、日常生活支援・食事作り・見守り・話し相手等のお手伝いをして頂き大変助かってます。そして、長年の豊富な人生経験と知識が活かされた心と心のふれあいが、利用者へ楽しみと喜びを授けて頂き感謝してます」とおっしゃっていました。
この度の取材に心よく対応頂き感謝申し上げますと共に、「今山を守る会」の今後益々のご繁栄をお祈り致します。