施設の西側から北向きに広がる眺望
6月21日、就業機会創出課長と西区委員長が特別養護老人ホーム「歴史の里」を訪問し、施設長様に「協力事業所顕彰」の感謝状を贈呈しました。社会福祉法人福岡市民生事業連盟の一施設として、本施設はショートステイ事業も含め1989(平成元)年に西区徳永の緑豊かな丘陵地で開設されました。
その後2000年にケアプランセンター事業も併設され、西出張所は本施設から長年に亘り多くの仕事のご依頼を頂いています。現状では年間を通して、男性会員2名による清掃業務、女性会員2名による洗濯業務を請負っています。
施設長様は1994(平成6)年から同施設の看護職員として勤務され、2017(平成29)年から施設長に就任されました。「これまで大変だったことは何ですか」と尋ねると、「職員が定着しなかったことです、交通条件の悪さもその一因かもしれませんが、私一人で全ての看護をせざるをえない時もありましたよ」と、小柄ながらも凛とした表情で答えられる姿が印象的でした。
「シルバー会員の働き具合は」と尋ねると、にこやかな表情で「仕事を丁寧にして頂くだけでなくいろんなことにお心遣いを頂き大変感謝しています」とのことでした。
(シルバーだより2021年10月号掲載)