<入会の動機&仕事の内容>
63歳で会社を退職し、嘱託社員として2年間働いておりました。野球の審判員として
頑張ってきて体力には自信がありましたので、審判員を続けながら何か仕事をやりたいと
思い、シルバー人材センターに、平成17年11月に入会しました。
最初は配食業務で、学校関係等に弁当の配達をしていましたが、現在は井尻駅前駐輪場で就業しております。
特に夏場は、日差しが強く接客の業務は、汗が吹き出し体力の消耗も酷く気力との闘いです。しかし、仕事が終り風呂上がりのビールの味は、また格別なものです。明日への仕事の原動力となります。
<趣味と健康管理>
野球の審判歴48年間(早朝野球・全国軟式野球・高野連硬式軟式)昭和59年転勤で
福岡に戻り現在は、高校野球連盟試合のみ審判員を努めております。
高校生相手で約2時間立ちずくめの審判員は体力の消耗が激しく、スポーツジムに通い
健康に留意しております。
<審判員としての思い出>
1) 平成2年10月第45回福岡で開催された、「とびうめ国体」平和台球場で主審務め
たこと
2) 平成10年7月10日、福岡ドームで甲子園出場大会の総合開会式での主審。
3) 夏福岡県大会の準決勝・決勝戦で、また九州大会でも主審。
4) 平和台球場は、当時人工芝で炎天下の試合中、球場は60度となり陽炎が上がり接着剤の異臭が漂い、選手は脚が吊り何度も試合を中断しながら、審判員としても大変辛い思いの経験もあります。
<私の審判員としての一言>
1) さあ~チャンスだ、ド真中の球だ「打て」、あれ~何で打たない!
バットを振らないと良い結果は出ない。猛練習をして来たのに、振らないで追い
込まれると、焦りが出る。バットを振れば、何時かはボールに当たる。打てば、
チームに貢献できる。バットを振らなきゃダメだ!
2) 逆球で際どいコースをボールとコールされ、ド真中の球を痛打される。
ド真中はダメだ!
3) フェンス越えのホームランでは、野手は何も出来ない。
インプレー状況で、ホームベース周辺のクロスプレーの判定は、球審の冥利に
つきる。
山崎博通会員からの野球審判員としての想いで深い話でした。流石、現役審判員は、姿勢もよく、身体の動きも軽やかでスポーツマンとして清々しい印象を受けました。