「昔はよく胃潰瘍を患っていましたが、今は力いっぱい仕事をして、元気いっぱいです」と笑う守さんの横で微笑む光子さん。ご夫婦同じ年齢(75歳)でシルバー人材センターでチラシ配布を頑張っています。
上杉さん夫婦は30 年近く薬院で寿司屋を経営していましたが65歳をもってすっぱりとやめました。それまではずっと働き詰めの生活だったので時間をもてあそぶことがないように短時間でも働けるところを探していました。
そこで見つけたのがシルバー人材センターのチラシ配布の仕事でした。
実際に仕事にとりかかると、生来の働き者の性分が頭を出し、チラシ・市政だよりを合わせて夫婦6,000 部ほども配布し、南出張所の中でもトップの部数をこなしています。
光子さんはチラシ配布だけでも大変なのに、毎週一回は家事手伝い部門の仕事で多忙な人たちの為の晩御飯つくりを10 年も続けています。
その他に公民館活動でソフトバレーに熱中しています。現在は2週間に3回ほどの活動ですが、2年前までは1週間に5回も練習や試合で青春(?)を謳歌していました。「バレーが好きで寿司屋を辞めたようなもの」とまで言い放っています。
守さんは昔は武道(居合抜き)を実践し心の修養に励んでいました。現在は、寿司屋時代にバランを切っていた包丁技術を活かして切り絵を手がけたり、ギターを弾いたりと多彩な趣味で現在の生活を満喫しています。