にこやかに話す波止さん
寒さが身に凍みる午後、シルバー人材センター早良支部で波止さんとお会いしました。波止さんは、早良支部の隣にある早良区役所で「窓口案内」業務の就業を終えて駆けつけて頂きました。
【波止さんという苗字は珍しいですね】
はい。主人は福岡県宮若市の出身で、そこには何軒かあるようですが、全国的には珍しいようです。聞き返される事も多いですよ。
【窓口案内業務とはどのような仕事ですか】
区役所への来訪者が、どの窓口に行ったら良いのか迷っておられる場合、来訪目的をお聞きして的確に窓口へご案内することです。現在早良支部から4人が交替で就業しています。
【シルバー人材センターへの入会時期と動機をお聞かせ下さい】
入会するまでは専業主婦でしたが、子供達も独立しましたので、生きがいを求めて平成12年に入会しました。
【入会してからどんな仕事をしましたか】
最初は「家事援助班」で就業をしました。その後支部の事務所で就業し、平成20年12月から現在の「窓口案内」をしています。又、昨年から「筆耕班」にも属しています。
【仕事での喜びは何ですか】
シルバー人材センターでの就業を通していろいろな人との出会いがあり、専業主婦では得られない体験をしています。区役所の「窓口案内」では、来訪者から「ありがとう。助かりました。」と声をかけて頂いた時が一番喜びを感じます。
【辛いことはありますか】
最初は長時間立ちっぱなしで疲れましたが、最近は慣れました。
【心掛けていることは何ですか】
来訪者に対していつも親切・丁寧な態度で、訪問の目的を知り的確に案内することでしょうか。そのためには、区役所全体の仕事の勉強をしています。
【趣味は何ですか】
歌うことが好きで、時々ストレス解消のためカラオケに行きます。レパートリーは広く何でも歌います。又読書も好きで、特に藤澤周平・山本周五郎等の時代小説が好きです。
職場と同様に、ニコニコと応えて頂きました。