私がシルバーに入ったのは平成19年の夏、66歳になった時でした。リタイアして身体が鈍ってはいけないとの思いがシルバー入会のきっかけです。
はじめから、城南区内の公園緑地及び民間の除草・刈払いの業務につきました。それからかれこれ10年ほど経ちました。
平成26年度から刈払班の班長を仰せつかり現在に至っています。
城南区内で受託している公園緑地は梅林緑地公園・東油山公園・片江中央公園・三尾池公園の4カ所で、毎年、5月から10月の6ヶ月間で1緑地を3回、隔月で回ります。
刈払いの仕事は、午前8時に集合し、点呼と服装・健康状態・道具点検などの安全確認を行って開始されます。
班長になって腐心しているのは、一つ一つ指示を出すタイミングです。天候の急変はもちろん雑草の伸び具合、落葉の量など、現場でなければ判断がつかないことが多くあります。
また、就業中の会員が熱中症にならないよう休憩時間に気を配ったり、人身事故や石飛ばし事故が発生しないよう周囲に注意を払ったりしながらの連続です。
しかし、木陰で休憩する時に飲むお茶の一杯が美味しいこと、美味しいこと。そして、何にもまして地域の公園や庭がきれいになり、お客様から「きれいにして頂きありがとう」とお礼を言われることに喜びを感じています。
オフの時間には趣味のバードウォッチング(野鳥観察)に出かけますが、いまは、シルバーの仕事が私にとって“森林浴”であり健康づくりの要です。