佐藤高明さん・かとりさん夫妻は、城南区では数少ないオシドリ会員です。お二人に入会した経緯や就業の楽しみなどについて聞きました。
◎佐藤かとり会員
「シルバーに入会したのは夫より私の方が先で、親戚の紹介で平成13年に入会しました。私立大学の寮の清掃などを経て、現在は週に1日、歩いて30分ほどの所にある公立高校の清掃をしています。また、除草班にいる夫が忙しい5月から8月にかけては、時々除草の手伝いで就業することもあります。これと言った趣味を持っていないので、仕事をしている時が最も充実しています。依頼者に『見違えるようにきれいになった。またお願いしますね』と言われると、疲れも吹き飛んでしまいます」。
◎佐藤高明会員
「建設会社を定年後、ほどなくして妻の勧めもあり、平成18年にシルバーに入会しました。入会当初、簡単な穴開け作業などを経験しましたが、直ぐに除草の仕事をやるようになりました。除草は足腰への負担が大きく、慣れない人には辛いようですが、16歳から定年まで大工一筋で生きてきたせいか、未だかって足腰が痛いと感じたことはありません。また、夏の暑さも苦になりません。まさに、私にとって除草は最適な仕事だと言えましょう。お客様の喜ぶ姿を見るのが何よりの楽しみですが、夏だとビール一杯、冬であれば焼酎一杯の晩酌も楽しみの一つです」。