「歴史の里」正面玄関
洗濯に就業中の宗会員
西区徳永の閑静な高台にある福岡市民生事業連盟「歴史の里」は、正に「福岡市の民生史」の一角と、当連盟発行の記念誌に書かれています。
八十余年前に産声を上げた社会福祉事業が、昭和30年「社会福祉協議会」と「民生事業連盟」に分離され、民生事業は有志の方のご尽力で社会福祉法人許可を取得され、今に「歴史の里」に生きております。
現「歴史の里」は平成元年に開設され、平成16年には介護を含めた施設の充実の為改修されております。
福岡市民生事業連盟では「特別養護老人ホーム 歴史の里」をはじめ、「拾六町デイサービスセンター」「ケアプランセンター歴史の里」「葬祭部 みんせい葬祭」とで事業展開されております。
平成12年に福岡市では配食サービス事業をスタートされ、シルバー人材センターが弁当配達・安否確認の業務を担当しておりますが、西区では当初から現在まで弁当製造に「拾六町デイサービスセンター」様にご協力を頂いております。
「今年は年末26日に当施設で餅つきをしますが、シルバーさんにお手伝いをお願いしようと思っていますよ」と施設長さんが話しておられました。
現在当施設では「清掃」「洗濯」などに7名の会員が就業しておりますが、記念日等には「筆耕」の仕事もご用命頂いており、「他にシルバーさんに適した仕事があればお願いしますよ」のお言葉に、現在の厳しい会員就業状況の中で感謝しつつお暇しました。
(平成21年12月取材)